
ヴェネツィアを訪問するなら、絶対電車を勧める。駅を出るといきなり目の前に運河。この風景に感動しない人はいない。
私が初めてヴェネツィアを訪れたのは12年前の卒業旅行一人旅。駅を一歩でた時のあの胸がつまるような感動を今でも忘れない。
今回は空港から船で街にアクセスしたが正直失敗だった。最初は良かったのだけど、時間がかかるし街にジワジワ近づくので退屈してしまうのだ。空港からならバスがいい。バスは駅の隣りの広場に到着する。
ヴェネツィアは素晴らしい街である。こんなにも個性的で面白く美しい街は他にはなく、世界中から観光客を集め魅了する。
この日快晴の元、午前中いっぱい街を歩いた。どこに目を向けても絵になる素晴らしい景観でカメラのシャッターをきる手がとまらない。
ヴェネツィアは宿が割高だ。今回滞在した宿も2つ星のゲストハウス並みの宿で朝食もないのに一泊120ユーロ約13000円。昨日の素晴らしいビュッフェ朝食付きだったローマの宿より高いし狭い。

朝食は宿近くのカフェ(バル)でとった。ショーウィンドーに並ぶ多種多様な美味しそうなサンドイッチから3種類のパニーニとカフェラテを注文。パニーニはプレスに挟んで焼かれアツアツが運ばれてきた。サクサクのパンに挟まれたとろけたチーズと生ハム、絶品。なんいう幸せな朝食だろう。
お店にはひっきりなしに客が訪れる。エスプレッソをキュと飲んで足早に去って行くものやパニーニをテイクアウトするもの。カウンターではバリスタが一人で慌ただしく対応している。
テーブル席ではご婦人が3人話に花を咲かせ、窓の外に目をやれば犬の散歩途中に立ち話をあうるものも。
早朝のヴェニスの生活風景を垣間見る。

ヴェニスには美味しそうな焼き菓子やさんがあちこちにあって私を誘惑する。ひとつひとつがおおきいのなんの。白とピンクのこぶし大のお菓子はメレンゲだ。なんだかわからないフワフワのスライムみたいなものもあって、見ていて面白い。

10時すぎに宿をチェックアウトしてワポレットで駅に向かった。ここから鉄道の旅の始まりです。後ろ髪を引かれる思いでヴェニスを発ち、一路ゴリツィアという国境の街を目指し出発。
車窓にはのどかな風景が広がる。ゆったりとした時間。
やっぱ、鉄道の旅が好きだ。

ヴェニスをでて2時間、ゴリツィア駅に到着。ここでスロヴェニア側のノヴァゴリツィア駅に移動する。
ガイドブックにはバスで15分とあったけど時間もないのでタクシーに乗った。15ユーロ。国境越えはタクシーでもなんの問題もない。
スロヴェニア入国だ。
ノヴァゴリツィア駅についていきなり困惑した。
「あれー窓口閉まってる?!」
これではチケットを買えない。どうやら祝日だからのようだ。オロオロ。
しかし心配は杞憂で電車内で車掌さんからチケットを購入できた。なーんだ、あせって損した。
13:24列車に乗り込み出発です。いざブレッド湖へ。
17時すぎにブレッド湖駅に到着。駅をでると湖は眼下に広がる。
「ホテルは湖の反対側で三キロくらいあるのだけど、どしょか」
駅は小さく、タクシーもバスも見当たらない。。。
「選択肢は歩くしかないね」
ま、3キロならなんとか。散歩がてらに行きましょう。
5/1ヴェネツィア~ブレッド湖編
201205イタリア・スロヴェニア・オーストリア2人旅
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