ANAへ乗り換えとJALマイラー15年の成果-ANAとJALマイルはどっちがいい?

航空券やフライトについて

「よし、ANAに乗り換えよう」
そう思い立った2024年3月。
日本においてマイレージを貯めている人は、ANAかJALに大きく二分されるが、これまで私はJALでマイレージを貯めてきた。

JALマイラーを卒業する理由

かれこれ15年続けてきたJALマイラーからANAに切り替えようと考えた理由はいくつかある。

  • JALマイルで取る特典航空券がワンパターンになってきた。ちょっと飽きてきた。
  • JALカード(TOP&ClubQ)が最近ネット決済エラーが頻発する。極めつけはJALのサイトで航空券の決済がはじかれたこと。おいおい🙄
  • よりマイルを貯めやすいクレカを探していた。JALカードをゴールドクラスにステップアップも考えたが、それをやるならANAのゴールドクラスで新たに始めてもいいかもと思った。
  • 過去を振り返ると国内線はJALよりなにげでANAに乗っていることに気づいてしまった。
  • ユナイティッドマイルで取ったANAの国内線特典航空券のときANAが神対応で印象がよかった。
  • ANAがスポンサーのラジオ番組J-WaveワールドエアカレントWORLD AIR CURRENTの印象の刷り込み。

一言でいえば、飽きたので新しいことをしたくなった、という感じ。JALに致命的な不満があったわけではない。

ANAへ乗り換えとクレジットカード戦略

こういうのは思い立ったが吉日。
いろいろ情報をあつめて、勉強して、迷って。まずはANAマイルを貯めるのに最適そうなANA To Me CARD PASMO JCB GOLD 【ソラチカゴールドカード】発行の申し込みをした。3月9日。

やはり交通系がお得であるというのは今も昔も変わらない。それにかなり大盤振る舞いなキャンペーンをJCBとANAが同時開催していて、そのポイントバックにつられてしまった。ポイントサイトモッピーも経由して4600ポイント(=4600円相当)もゲット。

ひとつ残念なのは、「JCB」だという点だ。海外で弱いのが昔より改善しているといいのだけど。。

先にETCカードが届き、その後本体カードが3/20に手元に届いた。
新しいゴールドカード、ちょっとうれしい。このカードとともにANAマイラー生活がスタートです。

気になるJCBの海外普及度

とはいってもやっぱり気になるJCB。
昔使っていたJALカードSuica JCBが海外でまったく役に立たずVISA系に切り替えた歴史がある。
しかし交通系でゴールドクラスとなると、このソラチカゴールドカードしかないのだ。なんでやねんな。
ゴールドを諦めれば、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」がある。(またはSuica系VISA)

これはつまり今使っているJALカードと同じ東急系列になる。それがなんかちょっと気が乗らない。横スライドするだけで進化がない。カードデザインもごちゃごちゃして洗練されてないしな。
「交通系」を諦めれば「ANA ワイドゴールドカード」がある。これはVISAかマスターを選ぶこともできる。年会費はソラチカゴールドカードと同じ15,400円だ。

これでも、良いのかもしれない。

「交通系はお得」を掘り下げて考えてみる。良いとされてるのは重複してポイントを獲得できる点だ。でもJAL東急カードはそこまでマイル獲得には寄与していなかった。PASMOオートチャージ分はマイルではなく東急ポイントになってしまうし、それをJALマイルに交換すると2000ポイントが1000マイルになるがなかなかそこまでたまらない。結局その東急ポイントは東急デパートでの買い物に使ってなくなった。2023/11に1,602Pを「ケーキとクッキーの詰め合わせ」につかったし、2021/11には1,650ポイントをクリスマスケーキに使った。2年で1600ポイントしか貯まらない現実。
PASMOなるべく使わず、カード決済かEdyやiDで決済すればANAカード側にマイルが付く。これまでPASMOを使うケースって、電車代を除けばメインにしてたJAL-WAONのチャージがうっかりなかったケースが多い。
それにだ、「ANA ワイドゴールドカード」にはもう一つ大きなメリットがある。
三井住友カード系列なので、そのままSBI証券の積み立てNISAカード決済に使えるのだ。
これは、ソラチカゴールドカードを発行した時点では、すっかり盲点だった。
SBI証券の積み立てNISAカード決済用にと昨年12月に新たに作った三井住友VISAカード(NL)に代わって使うことができ、かつマイルが溜まりやすい。Vポイントからマイルに移行する際に1VPtが2マイルになるというメリットがある。これは、でかい。

ソラチカゴールドカードはすでに発行してしまったので、いったん使う。キャンペーンのボーナスポイント&マイルを獲得すべく10〜30万円使わないともったいないので。キャンペーン修行🧘‍♀️
だけど、最終的な着地点は「ANA ワイドゴールドカード(マスターカード)」としたい。

JALマイラー15年の道のりと成果~これまでの特典航空券

15年もJALマイラーを続けてきた私にとって、今回のANA乗り換えプロジェクトは大きなパラダイムシフトである。なんでそんなに長く続けたかというと、理由は特になく思考停止していたのとANA切り替えがめんどくさかったからだ。
ちなみにJALカードでマイルを貯め始めた記録はブログに残っている。2009年のことだ。
クレジットカードライフとひとりっぷ沖縄
最初は「JALカード/ビュー・スイカJCBカード」でJALマイラー道をスタートし、その後JCBが海外で使えないことに気づき、Visaの交通系カードJAL TOP&ClubQ(東急系列)に切り替えたのが2014年。
JALカードやダイナースカードの整理と解約に関するメモ
JALカードの切替え発行に踏み切る話

最後にこれまでの成果を振り返る。2017年時にも一度同じまとめを下記記事で書いている。
JALマイラー最強戦略をスタートして3年目のメモ
これを更新すると下記のようになる。カッコ内は必要マイル。

・2011年 沖縄往復/JAL(11,000)
・2013年 おともdeマイル割引(10,000)
・2014年 台湾往復航空券(17,000)
・2016年 モルディブ往復/スリランカ航空(40,000)
・2018年 モルディブ往復/スリランカ航空(40,000)
~2019/12ごろからコロナ渦~
・2021年 JALどこかにマイル鹿児島(6,000)
・2021年 JALどこかにマイル広島(6,000)
・2022年 カタログギフト(2,000)
~コロナ渦あけ~
・2022年 カタール航空/アテネ中止→イスタンブール往復(55,000)
・2024年 JAL特典航空券/マニラ行き片道/ビジネスクラス(24,000)

コロナ禍を除けば、2年に1回モルディブやヨーロッパ、アジアに特典航空券でタダで行けていた。1回10~15万円相当の価値があった。
ありがとうJAL。すごくお得に楽しませて頂いた。

なお年間で貯めたマイル数は下記。(こういうデータ記録しているあたりA型。普段はがさつ)

2023年 24,032マイル
2022年 20,020マイル
(2018/10~2021/04 35955マイル)
2017年 21,470マイル
2016年 27,951マイル(内1万マイルは当選)
2015年 16,861マイル
2014年 14,666マイル
2013年 13,762マイル
2012年 9,361マイル
2011年 12,092マイル

直筋では年間で2万マイルというところ。これは東南アジアエコノミー往復程度。日々のJALカード決済で貯めたもので搭乗マイルはほぼない。飛行機はついつい安いLCCを使ってしまうので。

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